持ってきてよかったもの・持ってこなくてよかったもの

日常・子育て
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渡航するにあたって、最初はもうほとんど何も持って来ないつもりだった。移住を機に、ミニマリストを目指してみようかとか、少なくともスッキリ暮らそうと心に決めていた。飛行機に預けられる荷物の上限は一人当たり23kg×2個。私たちは大きなスーツケースを最大6個持って行ける計算だったけれど、手持ちの特大スーツケース二つを詰めてしまうと、何だかもう満足してしまっていた。

ところがそれから後、有難いことに方々からスーツケースを譲り受ける機会があり、あっという間に最大個数まで荷物を持っていく事になった。何を持っていくべきか、これまでの途上国生活を思い出しながら準備をしていたが、ふたを開けてみると「やっぱり持ってくるべきだった!」と思うことや、「こんなものが役に立つとは!」と驚くことが多かった。

ここにシェアしようと思う。

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持ってきて良かったもの

・整腸剤(ミヤリサン錠)
このミヤリサンには絶大なる信頼を寄せている。信奉しているといっても過言ではない程で、薬局で買い占めて6瓶も持参した。こちらでの生活が始まってから、子どもたちは時々便が緩くなることがあるがシビアな下痢には至っていない。それもこれも、寝る前に1錠ずつ飲ませているミヤリサンのお陰だと思っている。余談ながら、私はインドを旅行中に便秘になり、下剤を飲むことになったほど強靭なお腹の持ち主。

・ふりかけ
私は良くても、子供たちにとっては食生活の変化は時に残酷だ。実は日本ではほとんど食べさせていなかったので、そんなに必要だろうか?と思っていたのだが、出発前に揃いもそろって友人・知人がふりかけを持たせてくれた。渡航直後、1日の終わりに「今日は口に合わないものばかりで、子供たちがまともに食べていない」と焦ったら、ご飯だけ炊いてふりかけをかけて解決させることができる。

・美味しいスパイスと、美味しいお塩
これは出発前に「おいしいから」といただいて持ってきたものだが、これが本当に有難い。1度調理をすると量が多いので、たいてい同じものを2~3日食べることになるのだが、これらを振りかけるだけで味変になり、美味しくて飽きない。

・折りたたみ式踏み台
私の親族の家にとんでもないゴミ屋敷があって、そのゴミ屋敷の整理に時々母に駆り出される。出発数日前にも頼まれて出向いたのだが、そこで見つけた新品の、封も切られていない台。用途も不明のまま、かさばらなかったのでスーツケースに放り込んで来たが、これが、地べたで洗濯や食器洗いなんかをする時に驚くほど重宝している。空いていれば子どもも喜んでちょこんと座る。
↓こんな感じのもの。

LIFELEX PC踏み台39 ブラウン

・サーモスのマグ
これも、プレゼントでいただいたもの。プラスチックやメラミンの物に囲まれていると、やっぱり心がどこか荒んでくる。一点豪華主義ではないけれども、質素な生活の中でちょっと一つ気分の上がるアイテムがあるだけでほっこり幸せになれる。イレールは注いだビールが最後の一口まで冷たい!と、毎回大興奮。私は毎朝、熱々の紅茶をゆっくり楽しめるのが嬉しい。

・ひも付きタオル
あ太郎ともー次郎がそれぞれ日本の保育園で使っていたひも付きタオル、およびそのストックが結構な枚数あって、紐があってもなぁ…と思いながら持参したが、これがご覧の通り大活躍。

・おむつ
次女・もー次郎は3歳を過ぎてもなかなかおまるで排便が出来ず、催すたびにおむつに履き替えて排便をしていた。渡航前に丸々1パックおむつが残っていたのでそれを持参したが、おむつは普通に市場で出回っていた。ところがこちらではお金持ちだけがおむつを購入し、ほとんどの人は古着を切ってそれを布おむつのように当てて使っているそうで、需要がないためかべらぼうに高い。
そこで、もー次郎に「日本から持ってきたおむつがなくなったら、もうコンゴでは売ってないから、おまるでうんこさんをするように」と言い聞かせていた。私のおどかしに「出ぇへんのー!」と半泣きになっていたが、3週間もしたころ、唐突におまるに排便出来るようになった。本当におむつが売っていないと思って焦ったのか、ちょうど出来るようになるタイミングだったのかは定かではないけれど、開いているスペースにおむつを詰め込んできて本当に良かった。

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持って来なくて良かったもの

・ドレッシング
子供達が大好きな胡麻ドレッシングを持参したが、こちらで生野菜を食べることはほぼないので出番がない。我が家の定番朝ごはん・卵とマヨネーズと生トマトを和えたサンドイッチを食べたその夜、次女・もー次郎が嘔吐した。それが原因だとは断言できないけれど、生のまま野菜を食べたのは初めてだったので、以来慎重になっている。

・ナイロンのボディタオル
日本では愛用していたが、こちらは水のせいか空気のせいか、肌が敏感にチクチクするしたり乾燥している感じがするので、シャワーの時はとてもじゃないが、ガシガシなんて洗えない。

・カッパ・長靴(子供用)
こちらでは基本的に雨が降ったら雨宿り。出かけようとして雨が降ってきたら雨が止むまで待つし、道を歩いていて雨が降ってきたら、最寄りの軒先でスタンバイ。Gomaの雨季は毎日雨が降ることを知っていたので、特に子供にはカッパに長靴に万全の雨具を用意してきたが、いまだに一度も使っていない。

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持ってきたらよかったもの

・化粧水
保湿のクリームは持ってきていたけれど、何せ日本にいる時と比べて肌がカラカラな感じがするので、大容量の安価な化粧水で全身の肌の水分補給をしたかった。

・突っ張り棒、ドア引っ掛け掛けハンガー、強力粘着フック
収納がないので、引っ掛けて収納するのが手っ取り早い。色々と床に物を置いたままになっていたり、物が整理されずに置かれているのは

・シューズラック
家族4人分の靴やスリッパの置き所に困っている。服は畳んで重ねたら終わりだが、履物がこんなにかさばって扱いに困るとは思わなかった。

・足の角質取り&足洗いマット
ずっと裸足&サンダル、しかも家の中が土足なので、子供たちのみならず、私の足の裏もいつも真っ黒。そして、かかとはガサガサ。こんなものがあるとアマゾンで見かけて、寝る前にサッと足を洗えるように次に帰ったら買って帰ろうと思う。
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まとめ

ざっとこんな感じに持参物についてシェアしてみたけれど、クオリティやコスパさえ問わなければ実は現地で何でも手に入れることができる。100均に慣れている私は、ちゃちなものに何ドルも払う度にいたたまれない気持ちになるが、改めて、日本のデフレやあらゆるものの安さ(しかも、安いのに品質の高さがすごすぎる)について痛切に感じずにはいられない。

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